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湯蚤

主にダンゲロス、ジャンプの話題など

GIFアニメでニッコリする末永めしあ

めしあ笑顔アニメ

む、 むずい…・・
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  1. 2012/01/17(火) 00:47:50|
  2. 末永めしあ
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末永めしあ

シクレ自重ダンゲロスに参加します

http://www51.atwiki.jp/jichous/



以下投稿キャラ



末永めしあ



6574a0ab.jpg




キャラクター名:末永めしあ



■所持武器:牧杖



■FS名:コミュ力(惑星単位)



■特殊能力名:黒の仔羊





■キャラクター説明

●末永 めしあ(まつなが めしあ)

●人類最高のコミュ力を持つ魔人。最高ゆえに、孤独。

最近ツイッターに登録したが誰もフォローしてくれない。



●ウェーブのかかった黒髪に、白のウールコートで身を包んでいる。

優しく微笑むその姿はまさしく女神。

ペットに子羊を飼っている。



●そのコミュ力に触れるだけで大抵の一般人は意識を失ってしまう。

それに耐えられる者のほとんどはめしあに恐れをなし、

彼女に対して石を投げつけるが、彼女の心は傷つかない。

何故なら、愛する友人達のしたことだから…。



●通常攻撃時は杖の先から雷めいたコミュ力が発せられる。

敵だろうが、かまってもらえるだけで嬉しいらしく、

話しかけたつもりが静電気のように相手にダメージを与えてしまう。



●十二コミュ支の一人。犬飼ねこめ、寅貝きつねの親友。



●通常攻撃(例)

友人「ツイッターのフォロー数いくつよ?わたしっち1千人なんだけどwwwww」

めしあ「1京人です」

友人「・・・え・・・!?」

めしあ「1京2858兆519億6763万人です。」

友人「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」

めしあ「どうかしましたか?」

友人「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」

めしあ「やだなあ、そんなに怖がらないで下さいよ。ちょっと友人が多いだけですから」

友人「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(失禁する)」

めしあ「ちなみにフォロワー数は0人です。」

友人「あんっ!ああん・・らめ・・・もうらめえ!ビクンビクン(死)」



めしあ「あ、また死んじゃった…(´;ω;`)」







以下SS



 ――高すぎるコミュ力は、もはやコミュ力ではない。







 末永めしあ(まつなが めしあ)は今日も上機嫌で希望崎学園に登校する。

 学生鞄と愛用の杖、カールした黒髪を揺らしながら。

 その顔は期待と喜びに満ち溢れ、足取りはタンポポの綿毛のように軽やかだ。

 なぜなら、愛する隣人たちと会えるのが楽しみだから。



「おはよう御座います。今日も良いお天気ですね。」

 前方の杖をついた老人へ声をかける。

 例え学生でなくとも、知り合いでなくとも、彼女は分け隔てなく挨拶をする。

 彼女にとっては地球上の全ての人が親友なのだ。



「…ええ、どうも。おはようござ…ぁあああああああ!?」



 老人は振り向きざまに叫び声を上げると、歩道に尻餅をついて倒れこんでしまった。

もちろん失禁している。



「ど…どうしましたか!?どこか、具合でも悪いのですか?」



 めしあが慌てて老人を抱き起こそうとする。



「ぐ…具合だって!?ひぇえええええええええええええええ!!」



 腰の不自由そうな老人はそう叫ぶと、杖を投げ捨て、猛スピードで歩道を駆け抜けていった。

「どうしたんでしょうか…。」

 老人の腰も一息で治してしまう。まさに現代の奇跡!

 めしあにとってこの程度のミラクルは日常茶飯事である。





◆ ◆ ◆





・希望先学園校門



「うわあああぁぁ!!なんだあれは!ば、化物だあああぁぁ!!」

「こっちに来るな!来るなあぁぁ!!」

 投げつけられた石が体に当たる。



「あらあら、みなさんおはようございます。」



 めしあに大した防御力はないが、体力だけは普通の人間よりも高い。

 この程度の攻撃は、めしあにとってあいさつにすぎない。

 めしあは手を振り答える。

「うふふ、また会えてうれしいなぁ。おはようございまぁす。」

 

「さて、私の教室はどこでしたっけ…。まあ、好きなところに入りましょう。」

 めしあは自分の年齢がわからない。

 家はあるが、どこで生まれどこで育ったのかも覚えていない。



 そのような事は、彼女にとって瑣末なこと。

 瑣末なことをいちいち覚えていられるほど、めしあは記憶力が良くなかった。





◆ ◆ ◆





・教室



 適当な教室を見つけて入る。

「――あ、めしあちゃん。」



「あら、寅貝さん!」

 ひさしぶり!と寅貝きつねに抱きつくめしあ。

 きつねはそれを抱き返した。



「寅貝さん久しぶり!あなた、ここのクラスだったのね。」

「うん。ふふふ。めしあちゃんは、未だに自分の教室が決まっていないんだねぇ。」



 既に他のクラスメイトは、めしあが入室した時点で全員退避している。

「相変わらず凄いコミュ圧だね。常人には耐えられそうにないや。」

「そおなのかしら…?」



「みんな、おはよう。」

 担任がガラリ、と扉を開けて教室へはいってきた。

「…………!」

 めしあを一目見るなり、ブクブクと泡を吹いてそのまま床に倒れこむ。



「きゃああ!大変!大丈夫ですか??」

「――おっと、めしあちゃん。これ以上君が近づいたら、本当に廃人になっちゃうよ。」

 僕にまかせて。ときつねが携帯電話をとりだす。

 保健室へ連絡しているらしい。





 寅貝きつねは、めしあとまともに話せる数少ない人間の一人だ。

 地球上にはきつねとめしあの他に、人類最高クラスのコミュ力を持つものが10人おり、

彼ら12人はまとめて『十二コミュ支』と呼ばれている。

 めしあのコミュ圧に耐え、会話ができるのは現時点で十二コミュ支のみである。



「わたくしが近づくと、時々あんな事が起こるんです。何故かはわからないけれど…。」

 あまりのショックに、めしあは涙目になっている。

「…ふうむ。未だに驚異的なコミュ圧を制御しきれていないんだね。かわいそうに。」





◆ ◆ ◆





・児童文学研究会



「なーるほどー?それで、自分のところに来たんだねっ。」

 うす暗い部屋。

 ここは、手芸部のすぐ近く、誰も近づかない場所にひっそりとある児童文学研究会の部屋だ。

 会員は今、きつねとめしあの前に、机を挟んで座る女子――



 ――猿喰はさみ(さるばみ はさみ)一人だけである。



「そうなんだ。コミュ力の制御と言ったら、はさみちゃんが適任かなって思って。」

「うんうんー。その考えは、正しいねー。実に。正しいねー。」

 えへへと笑いながら立ち上がり、腰に手を当てるはさみ。



「なにせ!十二コミュ支のうちで、自分ほど人間嫌いな者はいないからねっ!」

 本当にいないんだからねっ。っとVサインを繰り出す。



 その仕草は実に友好的で、とても人間嫌いには見えないが、

これも猿喰はさみの世界レベルのコミュ力ゆえだ。



 彼女が人を信頼することも、好きになることも稀である。

十二コミュ支といえど、本当に信頼されているかどうか怪しいくらいだ。

 孤独を好む彼女は、自らのコミュ力を完全に抑制する術をそなえている。



「まぁ、猿喰さん。人間がお嫌いなんですかぁ…?」

 また、泣きそうな顔をするめしあ。

 コミュ力の低い者なら、この顔を見るだけで脳震盪を起こすだろう。



「いやいやいやいやいや、お二人さんの事は大好きだから、御心配なさらずだよー。

 えっへへ!――他ならぬ、めしあ君のためだもの。自分一肌もニ肌も、

 いくらでも脱ぎましょうぞー!」

 えいえいおー!





◆ ◆ ◆





「じゃあ、めしあ君。自分のやってみせた通りに、できるかなっ?」

「はい…やってみます。」



 めしあは立ち上がると目を伏せ、脱力した。

 数秒の間。



 ――――フッ

 場の空気が変わる。



 驚く二人。

「――めしあ、ちゃんの…コミュ圧が…。」

「――消えた…っ!?」



 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド



 目を見開くめしあ。

「………あら、何を見ているのかしら?」





 ―――――――――――――――ぞわぁっ





 とてつもなく嫌な悪寒が二人の体をかける。

「…めしあ、ちゃん?」

「気安く名前を呼ばないで。屑。」

「―――――――――!」



 冷徹な、感情のこもらない目が二人を見下ろす。

 ――これが、コミュ力のゼロ地点突破!

 この数秒の間に、めしあは己のコミュ力を「反転」させることに成功したのだ。



「す…凄い!」

「これほどのコミュ制御を、ものの数秒で…!やはりめしあ君は、世紀の天才だ…!」



「何を言っているの、ふざけないで頂戴。あなた達。死になさい。」

 めしあの眼からは、完全に光が消えている。

 一切の友好的態度を受け付けない「絶対」の拒絶。



「何か…ゾクゾクしてきた。」

「うん…僕も。」

 アブノーマルな二人であった。





◆ ◆ ◆





「くすん…くすん…。ごめんなさい、二人とも…。」



 コミュ制御に成功したと思われためしあだったが、

 それも1分ほどしかもたなかった。

 元に戻っためしあは崩れ落ちると、泣き始めてしまった。



「いやいや謝らなくていいよー!めしあ君、凄かったよっ!すごく凄かった!」

「うん!僕も興奮したし。あんな冷たい目を向けられたのって初めてだよ。」



「お二人にあんなひどい事言うなんて…、わたくし、自分が信じられません。」



 めしあはなかなか泣き止まない。

 二人は、嫌な予感がした。





 ――ブワァ!!





 とたんに、凄まじいコミュ圧が二人を包み込む。

 間違いない。

 彼女の魔人能力『黒の仔羊』が発動しそうなのだ。



 めしあには謎が多い。彼女の魔人能力の内容も、二人は知らない。

 しかし、めしあほどのコミュ力魔人。その能力ともなれば、

とにかく大変な事になるのは目に見えている。

 普段飄々としている二人であったが、これにはさすがに焦った。



「ああー、めしあちゃん…ちょっと落ち着いて?」

「めしあ君、そんなに自分を責めないでっ!よしよし、よしよし。」



「くすん、くすん…うう~ごめんなさい。わたくし、二人を困らせてばかり。」

 確かに困っている。



 めしあはぼろぼろと涙を流しながら二人を見上げた。

「そういえば、わたくしは昨日も人を一人殺めてしまったんです。

どうして死んでしまったのかわかりませんが、たぶんあれはわたくしのせいなのです…。」



「あ、その話は聞いたかも。」

 きつねの情報網に、その話は引っかかっていた。

 そして、何かを思いつく。

 携帯を取り出すきつね。





「僕も忘れてた。めしあちゃん、ツイッター登録したんだって?」

 顔を上げるめしあ。

「え、そうなんだー?めしあ君。」

「えっと…そうなのです。実は…。」



 めしあはツイッターに登録すると、持ち前のコミュ力を生かし、

その日のうちに1京ものアカウントをフォローしたらしい。

これぞ惑星規模のコミュ力のなせる技である。



「…じゃあ、まだ誰にもフォローしてもらってないんだ。」

「そうなのです。…もしかしたら、みなさん恥ずかしがっているのかもしれません。」

 もちろんそうではない。

 めしあの驚異的コミュ圧は、電子機器をも介して人を遠ざけるのだ。



「むむむー。水臭いなぁ、めしあ君たら!真っ先に自分たちに教えて欲しかったよぉ!」

 はさみが携帯を取り出す。

「…すみません、猿喰さん。みなさん、わたくしと違ってお忙しいようでしたから…。」

「ふふふ。とりあえず、僕らはめしあちゃんのツイッター、フォローしとくね。」



「本当ですか…!?わぁっ…!ありがとうございます!」

 めしあの顔がパァッと明るくなる。

 いつの間にか涙は消えていた。





◆ ◆ ◆





 にこにこと微笑みながら携帯の画面を覗き込むめしあ。

「うーむ。良かったねえ、きつね君。」

「うん。結果オーライかな?」



 きつねとはさみ。曲者ぞろいの十二コミュ支の中でも、二人はかなりまともな方である。

 十二コミュ支の面子は忙しく。なかなかめしあに構ってあげられないが、

まともにめしあに構ってあげられるのも、十二コミュ支以外にほとんどいないだろう。



 果たして、めしあのコミュ圧に耐えられる魔人は現れるのだろうか。

 できるだけ、めしあに構ってあげなければいけない。

 嬉しそうなめしあの笑顔を見て、二人はそう思うのだった。
  1. 2011/11/20(日) 08:11:15|
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シクレ自重ダンゲロスより末永めしあ2

末永めしあ(まつなが めしあ)その2

本来は「すえなが」ですが、この娘の場合はまつながと読みます。





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  1. 2011/11/20(日) 08:11:14|
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